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松葉杖を正しく使う

松葉杖を正しく使う

松葉杖や杖は、下肢の移動が不便な場合によく使用される補助器具です。 例えば、重度の股関節、膝関節炎、足首の疾患を患っている患者さんや、怪我はないけれど足や足に不自由がある高齢者などにもおすすめです。 杖や松葉杖は、患肢に体重がかかるのを防ぎ、体のバランスを維持し、日常生活をより安全にします。 ただし、杖の選び方や使い方には注意点がたくさんあります。

前腕松葉杖5
松葉杖を選ぶときは、その品質に注意を払い、安定している必要があります。 脇の下のサポート部分のゴムパッドは弾力性があり、松葉杖の下端にはゴムの先端が付いている必要があります。 また、体や脚に力が入らない、歩くのが不安定になる、捻挫して下肢関節に痛みがある、変形性膝関節症があるなどの症状がある場合には、杖を使用することもできます。 多くの高齢者は老化の兆候とみなされることを恐れて杖を使いたがりませんが、杖を使用すると確かにより快適で安全で自立することができます。
松葉杖を使用する場合は、まっすぐに立ったときに、松葉杖の上端が脇の下に指2本分ほど下にある必要があります。 松葉杖の肘掛けはヒップラインの高さ、または立ったときに手が垂れる位置と手首の位置にある必要があります。 肘掛けを握ると肘が少し曲がります。 脇の下の神経や血管の損傷を防ぐために、立ったり歩いたりするときは脇ではなく手で体を支える必要があります。
歩くときは、少し前かがみになり、松葉杖を30cmほど前に出します。 最初は負傷した足で前進しているように見えますが、実際には体重を松葉杖に移します。 体は松葉杖の間で前に進み、最後にはしっかりした足で地面に支えられました。 足がしっかり立ったら、松葉杖を使って前に進み、次のステップに備えます。 歩くときは足元ではなく前を見てください。 座るときは、安定した椅子(できれば肘掛け付き)に背中を向けます。 松葉杖を片手に渡し、もう一方の手で椅子の背もたれに触れ、ゆっくりと座ります。 座ったら、松葉杖が滑らないように、松葉杖を逆さまにし、手の届くところに置きます。

松葉杖2
立ち上がるときは、体を少し前に動かし、松葉杖を負傷した足の側に置き、体を支え、足で支えます。 階段を上り下りするときは、片手で手すりを持ち、もう一方の手で松葉杖を持ちます。 2階に上がるときは、良い足が前にあり、怪我をした足が後ろにあり、良い足で怪我をした足を運ぶことができます。 階下に降りるとき、怪我をした足が前で、健常な足が後ろになります。 一つ一つ良い脚で飛び降りていきます。 階段に手すりがなければ、腕を組んで飛び跳ねることしかできません。 「良い脚が最初に上がり、悪い脚が最初に下がる」ことを覚えておいてください。


投稿時間: 2021 年 7 月 17 日