松葉杖や杖は、下肢の動きが不便な場合によく使われる補助器具です。例えば、重度の股関節炎、膝関節炎、足首の疾患のある方、また怪我はないものの足に不便がある高齢者にも推奨されます。杖や杖は、患肢への体重負荷を軽減し、体のバランスを保ち、日常生活をより安全にします。しかし、杖の選び方や使用方法には多くの注意点があります。

松葉杖を選ぶ際は、品質と安定性に注意してください。脇の下を支える部分のゴムパッドは弾力性があり、松葉杖の先端にはゴム製のチップが付いている必要があります。また、体や脚に力が入らなくなり、歩行が不安定になったり、下肢の関節が捻挫して痛みを感じたり、変形性膝関節症にかかっている場合は、杖を使うという選択肢もあります。多くの高齢者は、杖を使うことで老化の兆候と見られることを恐れて、杖を使いたがりませんが、杖を使うことで、より快適で安全になり、自立した生活を送ることができます。
松葉杖を使用する場合は、直立した状態で松葉杖の上端が脇の下から指2本分ほど下がっているようにします。松葉杖の肘掛けは、ヒップラインの高さ、または立った状態で手を垂らした位置、手首の位置に合わせてください。肘掛けを持つ際は、肘が軽く曲がるようにします。脇の下の神経や血管を傷つけないように、立ったり歩いたりする際は、脇の下ではなく手で体を支えるようにしてください。
歩くときは、少し前にかがみ、松葉杖を30cmほど前に出します。最初は、怪我をした足で前に進んでいるように見えますが、実際には松葉杖に体重を移しています。体は松葉杖の間を前に進み、最終的には健側の足で地面を支えられるようになります。足がしっかり立ったら、松葉杖を持って前に進み、次のステップに備えます。歩くときは、足元ではなく前を見てください。座るときは、安定した椅子(できれば肘掛け付き)に背を向けます。松葉杖を片手に持ち、もう一方の手で椅子の背もたれに触れて、ゆっくりと座ります。座った後、松葉杖が滑らないように、松葉杖を逆さまにして、手の届くところに置きます。

立ち上がる時は、体を少し前に出し、怪我をした足側の手に松葉杖をかけて体を支え、両足で体を支えます。階段を上り下りする際は、片手で手すりを持ち、もう片方の手で松葉杖を持ちます。階段を上る時は、健康な足を前に、怪我をした足を後ろにして、健康な足で怪我をした足を支えます。階段を下りる時は、怪我をした足を前に、健康な足を後ろにします。片足ずつ、健康な足から飛び降りてください。階段に手すりがない場合は、腕を組んで飛び降りるしかありません。「良い足が先に上り、悪い足が先に下りる」ことを覚えておきましょう。
投稿日時: 2021年7月17日

